今回はPHPを勉強する人が一番最初に書くプログラムについて
書いてみたいと思います。それが「hello world」です。
PHPに限らずですが、ほぼ全てのプログラミングの参考書では
最初の例文として「画面に hello world と表示する」という
プログラムが採用されています。
どんなプログラミング言語でもまずは「hello world」と表示するというのが
基礎なんですね。
それではPHPで hello world を表示するプログラムを学んでいきましょう。
<?php echo "hello world";
この2行のプログラムでブラウザに「hello world」という文字を表示
することができます。
少し意味を解説していきましょう。
まずは1行目のこれ。
<?php
これはPHPのプログラムをここから始めますよ〜という開始合図です。
開始合図が無いと、これ以降で書いたPHPで書いたプログラムが
プログラムとして認識されず、ただのメモ書きとして扱われます。
一度この1行を消してみるとわかると思います。
続いては2行目。
echo "hello world";
この1行でブラウザに「hello world」と表示せよ、ということを
書いています。
少し英語の構文ぽく書いてみます。
つまり、こういうことです。
これをPHPで書くとこうなります。
プログラミングの場合、「主語」はコンピュータで固定なので、省略しています。
よく聞かれる質問に答えておきましょう。
echo と “hello world” の間のスペースはあっても無くてもOKです。
ただ、見た目的に詰まっていると見づらいので「半角のスペース」を
入れています。
ここに「全角のスペース」を入れてしまうとエラーになる場合があります。
初心者に多いミスの1つに「全角のスペース」を入れてしまう、というものがありますが、
プログラムとしては合っているように見えるのでたちが悪いです。。。
「”」をダブルクォーテーションと呼び、「’」をシングルクォーテーションと呼びます。
“hello world” でも、 ‘hello world’でも大丈夫です。
ただし、正確にはこの2つには違いがあり、使い分けが必要です。
これは今度書いていきたいと思います。
「;」セミコロンを忘れると「エラー」となってプログラムが動かないことがあります。
また、上画像の様な2行のプログラムを書くときには原則としては1行の終わりに「;」
を書くことになります。
※原則なので今後、例外がたくさんでてきます。。。
書いたプログラムの実行方法については以下を御覧ください。