今回から「連想配列」について書きたいと思います。
連想配列は配列の発展形と言えますので、配列の理解が必要となります。
まずはイメージで捉えてみましょう。
通常の配列では1段目、2段目などインデックスが数値で表現されていましたが、
1段目、2段目と言われてもピンと来ません。
しかし、連想配列では、インデックスを文字で表現することができます。
サンプルプログラムを見てみましょう。
<?php $sales = array(); /* 上から順にsato,suzuki,tanakaさんの売上を表す */ $sales[] = 100; $sales[] = 250; $sales[] = 30; echo $sales[0]; echo "<br>"; $sales2 = array(); $sales2["sato"] = 100; //satoさんの売上 $sales2["suzuki"] = 250; //suzukiさんの売上 $sales2["tanaka"] = 30; //tanakaさんの売上 echo $sales2["sato"];
このサンプルプログラムの場合、$sales2が連想配列となっています。
$salesは通常の配列で、要素を追加する際は $sales[] = データ;
とすることは過去の記事で書いてきました。
そして、表示する場合は $sales[0] の様に、インデックスを指定することで
その段のデータを表示することが出来ました。
一方、連想配列では、要素を追加する際に、インデックスを文字列で指定する
ことができます。
具体的には $sales2[“キー”] = データ; という形式で追加することができます。
これによって、$salesでは0番目がsatoさんだということを知っていないと
satoさんの売上を表示できませんが、$sales2では、satoさんのデータが
何段目に入っていようが、キーを指定することで表示することができます。
一言で言えば、連想配列は人間にわかりやすい配列と言えるでしょう。