今回は「配列を逆順」にする方法を書きたいと思います。
え?並び替え(ソート)と何が違うの?と思った方もいるかもしれません。
まずはサンプルプログラムをみてみましょう。
<?php $fruit = array("Orange","Apple","Strawberry","Blueberry"); print_r($fruit); //確認のため表示 echo "<br>"; $r_fruit = array_reverse($fruit); //配列の要素の逆順に並び替える print_r($r_fruit);
実行結果を見て頂くと、単純に逆順に表示されているのがわかると思います。
sortやrsort関数はアルファベット順や、アルファベット順の降順に並べ替える
のが特徴でしたが、array_reverse関数はただ、逆順に並び替えるだけです。
配列変数 = array_reverse(配列の変数)
と記述することで逆順にした配列を作成することができます。
書き方としてsortやrsort関数と違うのは、元々の配列変数が
逆順になるわけではなく、逆順にした配列を返り値として返す、ところにあります。
言葉にすると難しいのでサンプルプログラムをみてみましょう。
<?php $fruit = array("Orange","Apple","Strawberry","Blueberry"); print_r($fruit); //確認のため表示 echo "<br>"; array_reverse($fruit); //返り値を返さないとどうなるか? print_r($fruit);
実行結果を見て頂ければ分かる通り、逆順になっていません。
従って、array_reverse関数を利用する場合には
配列変数 = array_reverse(配列の変数)
という形で使うのを忘れないで下さい。
漢字のような複雑なソートはsortではできないようです。