2015年11月18日

PHP 配列のデータ削除

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今回は「配列のデータの削除」について書きたいと思います。
まずはサンプルプログラムをみてみましょう。

<?php

$fruit = array("Apple","Orange","Strawberry"); 
print_r($fruit); //確認のため表示
echo "<br>";

array_pop($fruit); //一番最後の要素(=データ)が削除される

print_r($fruit);

実行結果

解説

PHPでは配列を扱う際に、多くの人がよく使うであろう操作を関数として
あらかじめ用意しています。（関数の基礎に関しては「関数」のカテゴリーをご覧ください）

array_pop(配列変数)と記述することで、引数（ひきすう）に
指定された配列変数の一番最後の要素（＝データ）を削除（取り除く）ことができます。

実行結果を見てみると一番最後のStrawberryが削除されているのがわかると思います。

インデックスを用いたデータの削除

では、一番最後ではなく、インデックスを指定して削除したい場合は
どうしたらよいでしょうか。
サンプルプログラムをみてみましょう。

<?php

$fruit = array("Apple","Orange","Strawberry"); 
print_r($fruit); //確認のため表示
echo "<br>";

array_splice($fruit, 1,1); //インデックスが1のデータを削除する

/*
array_splice(配列変数,削除をするインデックス,削除するデータ数)

もし、
array_splice(配列変数,削除をするインデックス)
とすると、インデックスが1以降のデータが全て削除される
*/

print_r($fruit); //Orangeが消える

実行結果

解説

Orangeが削除されているのがわかると思います。

これは、array_splice(配列変数,削除をするインデックス,削除するデータ数)
とすることで、配列の、指定されたインデックス（１はOrangeのインデックス）から
１つ削除するので、Orangeだけが削除されます。

もし、array_splice($fruit, 1,2); とすると、インデックスが1から、
２つのデータを削除（OrangeとStrawberry）が削除されます。

若干難しいですが、このようにインデックスを指定して削除することもできます。