PHPのプログラムを書いたり、サンプルを見ているとダブルコーテーションを
使っていたり、シングルクォーテーションを使っていたりと違いが見られます。
<?php $a = "aaa"; $b = 'bbb'; echo $a; echo "<br>";//改行 echo $b;
上のプログラムの場合、ダブルコーテーションを使っても
シングルクォーテーションを使っても実行結果としては同じです。
では、何が違うのでしょうか?
2つのケースから違いを説明したいと思います。
<?php $c = "'aaa'"; //ダブルコーテーションの内側にシングルクォーテーション echo $c;
このプログラムではシングルクォーテーションを表示することができました。
つまり、シングルクォーテーションを表示したい場合は外側を
ダブルコーテーションで囲む必要があります。
逆に、ダブルコーテーションを表示したい場合は以下の様に書きます。
<?php $d = '"aaa"'; //シングルクォーテーションの内側にダブルコーテーション echo $d;
このようにシングルクォーテーションやダブルコーテーションを
表示したい場合はうまく使い分ける必要があります。
変数を展開・・・聞きなれない言葉だと思いますがまずはサンプルを
見てみましょう。
<?php $a = 1 + 4; echo "計算結果は $a です。"; //ダブルコーテーションで囲む echo "<br>"; echo '計算結果は $a です。'; //シングルクォーテーションで囲む
実行結果に違いがあるのがわかると思います。
ダブルコーテーションで挟んだ方は変数の中身が表示され、
シングルクォーテーションで挟んだ方は $a という文字が表示されます。
ダブルコーテーションの方の変数の中身が表示されることを
「変数の展開」と呼びます。
シングルクォーテーションとダブルコーテーションの違いは
大きく分けて2つあります。
ちなみに、このブログでは通常ダブルコーテーションを利用しています。