2015年10月21日

PHP はじめてのdo while文

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今回は「do while文」について書いていきたいと思います。
whileの文字が付いている通り、forやwhileの仲間です。
 
PHP do while

最低1回は実行したい時は do while

上図にも記載されていますが、do whileの特徴は
少なくとも1回は{}内の処理を実行することができる
という点です。
 
まずはサンプルプログラムを見てみましょう。
 


<?php
$i = 0; 
do{ //1回は実行してね、というイメージ
	echo $i;
	echo "<br>"; 
	$i++; 
}while($i < 4); //ここに判定条件 「;」を忘れずに!

実行結果

スクリーンショット 2015-10-21 6.20.20

解説

先に do から始めているため、条件式がどうなっていようと、
少なくとも1回は{}内のプログラムが実行されます。

 
とはいえ、今のプログラムではその違いがわからないので、
もう1つサンプルプログラムを紹介します。
 


<?php
$i = 0; 
do{ 
	echo $i;
	echo "<br>"; 
	$i++; 
}while($i < 0); //while文なら実行されない条件式


実行結果

php do while 実行結果

解説

このプログラムはdo whileだから 0 がブラウザに表示され、
while文で while($i < 0){ で始めると、0 は表示されません
 
このように、条件式に関わらず、少なくとも1回は実行して欲しい
処理があった場合は do while文 を利用します。
 
現実社会に置き換えると、何かの先生から教科書を渡されて、
「興味あるかどうかわからないけど、1回は目を通しておいて」
と、確かに興味の無い本を渡された、みたいな感じでしょうか。

まとめ

・do while文は「少なくとも1回は実行したい処理があるとき」
・興味の無い本を「1回は目を通しておいて」と言われるような感覚

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