今回は「do while文」について書いていきたいと思います。
whileの文字が付いている通り、forやwhileの仲間です。
上図にも記載されていますが、do whileの特徴は
少なくとも1回は{}内の処理を実行することができる
という点です。
まずはサンプルプログラムを見てみましょう。
<?php $i = 0; do{ //1回は実行してね、というイメージ echo $i; echo "<br>"; $i++; }while($i < 4); //ここに判定条件 「;」を忘れずに!
先に do から始めているため、条件式がどうなっていようと、
少なくとも1回は{}内のプログラムが実行されます。
とはいえ、今のプログラムではその違いがわからないので、
もう1つサンプルプログラムを紹介します。
<?php $i = 0; do{ echo $i; echo "<br>"; $i++; }while($i < 0); //while文なら実行されない条件式
このプログラムはdo whileだから 0 がブラウザに表示され、
while文で while($i < 0){ で始めると、0 は表示されません。
このように、条件式に関わらず、少なくとも1回は実行して欲しい
処理があった場合は do while文 を利用します。
現実社会に置き換えると、何かの先生から教科書を渡されて、
「興味あるかどうかわからないけど、1回は目を通しておいて」
と、確かに興味の無い本を渡された、みたいな感じでしょうか。